レントゲン
超音波検査
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
血液
尿検査
健康診断も受け付けています。
副反応(すべてに共通)
注射部位局所の痛み・発赤、頭痛、発熱、筋肉痛・関節痛、その他まれに腹痛、下痢などがみられることがあります。いずれも自然に治りますが、心配であればご連絡ください。
接種した当日の注意事項(すべてに共通)
過激な運動は避けるようにしましょう。入浴しても差し支えありません。
A型肝炎 |
A型肝炎は飲食物(特に生の海産魚介類)からかかるウイルス感染症です。したがって他の感染症に比べて接する機会が圧倒的に多くなります。小児では無症状か軽症で済むことが多いのですが、成人ではほとんどが発症し、発熱、黄疸、下痢、全身倦怠感などが現れ、1ヶ月ほどの入院が必要になります。劇症型となって死亡する例もあります。 ワクチン 接種回数/スケジュール |
B型肝炎 |
B型肝炎は性行為や医療行為を通してかかるウイルス感染症です。成人では約30%の人が発症し、やはり1ヶ月ほどの入院が必要になります。まれには劇症型となって死亡する例もあります。 ワクチン 接種回数/スケジュール |
破傷風 |
破傷風菌は、途上国だけでなく世界中の土の中に潜んでおり、ケガをして土で汚染されると傷口から侵入します。破傷風菌が産生する神経毒によって神経が冒され、“口が開きにくい”から始まって、しゃべりにくい、歩行困難などに続いて全身の筋肉の緊張・けいれんを起こします。死亡率の高い病気です。 ワクチン 接種回数/スケジュール 合計3回 / 10年間有効 基礎免疫がある人 |
狂犬病 |
狂犬病ウイルスに感染したイヌ、ネコ、アライグマ、キツネ、リス、コウモリなどに咬まれて感染します。潜伏期間は2週間から2年と幅広く、発症すると強い不安感、幻覚、から全身麻痺・昏睡状態となり呼吸不全でほぼ100%死亡します。日本国内では1956年以来発生していませんが(2020年にフィリピンから入国した外国人が死亡)、全世界中で毎年5万人以上の死者が出ています。 ワクチン 接種回数/スケジュール |
日本脳炎 |
日本脳炎ウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。西日本、東南アジア、南アジアに広く分布する病気です。発症は250人に1人程度と少ないですが、発症すると発熱、意識障害、けいれんなどを起こし、そのうち20%が死亡し、50%に後遺症が残ります。 ワクチン 接種回数/スケジュール |
腸チフス |
サルモネラ菌の一種であるSalmonella Typhiに感染することで発症します。患者や保菌者の便・尿で汚染された食べ物や水からの経口感染です。 持続する高熱と頭痛・関節痛が初期症状です。 「腸」という言葉からは激しい下痢を連想させますが、初めは消化器症状がないか、むしろ便秘を生じます。下痢を起こすのは1週間以上経ってからです。腸穿孔を起こす危険性もあり、適切な抗生剤で治療しないと生命に関わる病気です。 仲間の菌であるSalmonella Paratyphi Aによるパラチフスという別の病気もありますが、症状は腸チフスとほぼ同じです。 ワクチン 接種回数/スケジュール 通常1回 / 2〜3年間有効 |
日本は予防接種の後進国です。公費負担は少ないですし、自費で行うと高額です。 上記のワクチンはいずれも相当安価に接種することが可能です。また、この他にも、肺炎球菌、小児用のDTP(ジフテリア、破傷風、百日咳)+ポリオ+Hibが1本の注射器に入った5種混合、ロタウイルス、インフルエンザ、子宮頚がんなどのワクチンもあります。ご相談ください。 |