湿潤療法
キズの新しい治療法「湿潤療法（うるおい療法）」とは？
キズを消毒しない、乾かさない、ことによって、
「痛みが少なく」「はやく」「きれいに」 治す方法です。
キズを消毒しない、乾かさない、ことによって、
「痛みが少なく」「はやく」「きれいに」 治す方法です。
キズを消毒しません
消毒薬は細菌などを殺す毒です。これをキズに塗ると、キズを治そうとする人間の細胞も殺してしまい、 よけいにキズをいためて治りが遅くなります。実際とても痛いです。また、皮膚にいる菌を一時的に殺し ても約1時間で元に戻ってしまいます。 したがって、「キズの消毒」＝「百害あって一利なし」なのです。
キズを洗います
キズの中に異物（砂、汚れ、ゴミなど）があると化膿の原因になり、きれいに治りません。 キズを水でよく洗って、異物をできるだけ取り除きます。消毒するより、水で洗う方がはるかに 大切です。
キズを乾燥させません
キズが乾くと、キズを治そうとする成分（細胞成長因子）がいきわたらないために、治りが遅くなります。 また、ガーゼとくっついて乾くと、ガーゼをはがすときに痛いだけでなく、治りかけの皮膚をいっしょには がしてしまうので良くないのです。 潤いを保つと黄色っぽい液が出ますが、膿ではありません。これこそが細胞成長因子なのです。
糖質制限食
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